子犬噛み癖がひどい時期は?【最短解決】絶対に直すための対処法

子犬 噛み癖 ひどい

エリちゃん

うちの子犬ちゃんが最近噛み癖がひどいんです。どれくらいしたら落ち着きますか?このまま見守っていて大丈夫でしょうか?

わんこ先生

子犬の噛み癖がひどくなってくる時期に、ちゃんと対処してあげないと成犬になってからもすぐ噛んでしまうようになります。今回は噛み癖がひどい子犬の対処法をご紹介していきましょう。

子犬の噛み癖がひどい時期は?

犬の歯と口は、物を食べるために最も重要な器官です。

肉食動物の犬は野生時代には獲物をとって食べていたため、獲物を食いちぎるための鋭い歯を持っていて、あごの筋力も非常に強いです。

歯と口は食べること以外にも、多くの働きがあります。

鋭い牙や強いあごは、獲物をとる以外にも敵と戦う武器になり、また唾液を出してあえぐことで体温調節も行っています。

気になるものを噛んだり触ったりして、身の周りの環境を調べることにも歯や口を使います。

また手を使わない犬にとっては何かを運ぶこと、遊びやコミュニケーションをとることにも歯や口を使います。

犬の歯は、生まれたときには生えておらず、生後1~2か月頃に生えそろい、その後生後5~7か月頃には永久歯に生え変わります。

この歯牙脱換期(しがだっかんき)は、口腔内がムズムズしたりグラグラする歯が痛かったりと、とても違和感を感じることが多いので、噛むことで違和感を紛らわしたいという生理的な欲求が出てきます。

子犬は成犬よりも好奇心が強いため、なんでも気になって調べたいという気持ちが強いですが、だいたい生後4か月くらいから恐怖心が芽生え始め、生後7か月くらいから警戒心が芽生えてきます。

歯の生える速さや心の成長については、性格もありますし個体差があるものなので誤差はありますが、一般的に子犬の噛み癖がひどい時期というと生後3か月後半くらいから生後8か月くらいになります。

成長とともに子犬特有の好奇心が薄れて、警戒心が強くなってきますので何でもかんでも噛んで調べることは減ってくると言えます。

ですから、子犬の成長に伴ってひどかった噛み癖が自然とおさまるケースもありますが、多くの場合は噛み癖がひどい時に子犬に適切なしつけをしないでいると、成犬になってからもすぐ噛む犬に成長してしまうことが多いです。

というのも、犬は「噛む」という行為は生きるために必要な行為なので、噛むことを悪いことだとは思っていません。

例えば、人の手を噛むことに抵抗が無い状態で育ってしまうと、成犬になってからも人の手を噛むことに抵抗がありません。

さらに、犬は日々生活の中で経験したことによっていろいろな学習をしていますが、「噛んではいけない」という学習は犬が勝手に覚えることは無く、犬同士の関わりや飼い主さんのしつけから学んでいきます。

ですから、子犬の噛み癖がひどい時期に入ってきたら、子犬に噛んではいけないことを教えていかないといけないんですね。

そうしないと、歯牙脱換期の生理的な噛みたいという欲求のほかにも、子犬が噛みたいと思うことがどんどん成長とともに増えていくので、どんどん噛み癖を直すのがむずかしくなってしまいます。

子犬が噛みたいと思う噛み癖の種類についてはあとで詳しくご紹介しておりますが、まずは子犬のひどい噛み癖を絶対に直すために必要なことを見ていきたいと思います。

子犬のひどい噛み癖を絶対に直すための対処法は?

子犬のひどい噛み癖は飼い主さんや家族に対しても向けられますので、子犬に噛まれてケガが絶えないというご家族もいらっしゃいます。

子犬に噛まれると、噛まれた痛さに加えて精神的にショックを受けてしまう飼い主さんも多いです。

噛まれることが怖くなり、子犬とスキンシップをとることや遊ぶことに躊躇してしまって、子犬の時期に必要な飼い主さんの愛情を伝えられなくなってしまう危険もあります。

さらに悪くなると、子犬が怖い・かわいいと思えなくなった、愛情を持てなくなってしまったといったご相談をいただくことも少なくありません。。。

せっかく飼い始めた子犬に対して、このような気持ちを抱かないようにするためにも、子犬の噛み癖は絶対に直す必要があります。

それにはまず、

  • 子犬が噛んだときの対処法を知る
  • どうして噛み癖がひどくなるのかを知る
この2つが非常に重要です。

子犬が噛んだときの対処法は1つではありません。

いくつかの対処法がありますが、どんな対処法があるのかをまずは知っていただいて、あなたの子犬にはどの方法が効果的なのかを試していただきたいと思います。

それらの方法1つ1つが、子犬の噛み癖がひどい時でも直せたという方法ですが、あなたの子犬にどれが一番合うのかはわかりません。

どんな方法があるのか、それぞれご紹介していきます。

子犬の噛み癖の対処法について

子犬の噛み癖の対処法と言うと

  • 禁止用語で注意する
  • 徹底して無視をする
  • 不快だと感じる音を出す
  • 噛んで良いものと悪いものを教える
  • 体罰をする
この5つについてそれぞれ見ていきたいと思います。

これらのやり方については知っているし、試したこともあるという方はここを飛ばして、じゃあ完全に噛み癖を最短でなくすためにはどうしたらいいの?というところに飛んでもらってもかまいません。

でも、やり方の説明だけではなくポイントや注意点、良い点や難しい点などについても解説しているので、良かったらご覧いただければと思います。

子犬の噛み癖対処法1:禁止用語で注意する

「痛い」「いけない」「ダメ」「NO」など、子犬をしつける上で、子犬にしてはいけないことをしたときに禁止するための言葉が一つ決めてあると思います。

家族全員でその言葉は統一させていらっしゃると思いますが、その禁止用語を言って、子犬に噛んではいけないことを教える方法です。

噛まれたときに、とっさに出てしまうことが多いので、まずはこの方法を試される方が多いと思いますが、声についてはさらにいろいろな方法があります。

  • 子犬がビックリするくらいの大きな声を出す
  • 怒りが伝わるようになるべく低くい声を出す
  • 子犬が痛い時に出す「キャン」のような高い声を出す

このように、できるだけ子犬に伝わりやすいように工夫をしつつ、にらみつける事を組み合わせると言った方法で行います。

この方法の難しいところは、子犬に対して「ダメ」を教えることは難しく、基本的に子犬のしつけというのはできたことを褒めて成功体験を積ませていくことが望ましいですし子犬も理解しやすいです。

声のトーンなども、子犬の受け取り方によりますから、どんなに大きな声を出してもびっくりしない子もいますし、高い声を「飼い主さんの関心が引けた」と勘違いする場合もあります。

ダメというのは、飼い主さんと子犬との間で主従関係が築けていれば、子犬は大好きな飼い主さんが喜んでいないというのを敏感に感じとれますが、それ以外は難しいと考えられます。

子犬の噛み癖対処法2:徹底して無視をする

犬は野生時代から群れを作って生活していた動物なので、群れからはぐれると大きな不安を感じます。

それに子犬の時は、特に愛情を欲しいと思う愛情欲求が強いので、急に一人ぼっちにされることで強く寂しいと思う傾向にあります。

子犬のこの気持ちを使って、子犬に噛まれたら子犬と目を合わさず声もかけずに完全に無視をするという方法があります。

その時、子犬を残してその部屋から出て完全に姿を消す時間を作るというのもあります。

噛んでしまうと「飼い主さんが急に関心を寄せてくれなくなった」「楽しかったのに急に一人ぼっちにされて寂しい」と思わせることで噛んではいけないことを教える方法です。

これを繰り返し行うことで、多くの子犬のひどい噛み癖は直っているのは確かなんですが、この方法にも難しい点があります。

それは、即効性はないことと、子犬によってはいったんさらに噛み癖が悪化することがあること、お留守番の多い子犬にはあまり効果がないことです。

子犬の噛み癖対処法3:不快だと感じる音を出す

これは天罰方式とも呼ばれている方法ですが、子犬が噛んだ瞬間子犬が嫌いな音をさせて、噛んだら嫌な音がすると教える方法です。

犬が嫌いな音としては、高音の金属が触れ合う音というのがあるので、缶の中に釘やコインを入れたものを用意しておき、噛んだ瞬間に缶を床に落として大きな音をさせます。

この時注意しないといけないのは、子犬との信頼関係を壊さないように缶を落として不快な思いをさせるのが飼い主さんのしわざだと思わせないことです。

天罰方式は多くの子犬や成犬に効果が高い方法です。

ただ、缶を落とすタイミングをずらしてはいけないこと、缶を落とすのが飼い主さんだと気づかれないことなどがなかなか難しいという大きな問題点があります。

天罰方式を使う場合は、この2つを完全にクリアできるように工夫が必要になります。

子犬の噛み癖の対処法4:噛んで良いものと悪いものを教える

これは子犬の前に噛んで良いものと悪いものを置いて、子犬が噛んで良いものを選んでくわえたときはたくさん褒めて、噛んではいけないものをくわえたときは禁止用語を言って取り上げるという方法です。

この方法は一見ちゃんと教えているように見えますが、子犬にとっては非常に混乱しやすいしつけの方法でもあります。

飼い主さんがしてほしい行動というのが伝わりにくいうえ、褒められても嬉しいと感じる気持ちがあまり大きくないんですね。

というのも、犬社会のルールでは自分がくわえた物というのはその犬の物というルールがあるので、自分で選んでくわえた物を取り上げられることがそもそも理解できません。

それに、家の中にあるあらゆるものでいちいちそういった方法で教えていくとしたら、子犬はしつけに飽きてしまうのでいくら飼い主さんが一生懸命に褒めてくれたとしても喜びが少ないことが考えられます。

頭を使うトレーニングが好きといった子犬には効果が期待できます。

子犬の噛み癖対処法5:体罰

私は体罰は絶対にお勧めはしませんが、例えば子犬ではなく成犬になってもひどい噛み癖があって何をやっても直らないとか、子供がよく来る家なので子供に噛みついたら大変といった、保健所に連れていかないといけなくなるような最終段階で仕方がないというケースもあるかもしれません。

それでも、体罰を使うことで犬に恐怖を与えますし、反抗心も芽生えてしまう可能性があります。

恐怖や反抗心は、犬を攻撃的にさせてしまうので、噛み癖がさらにひどい状態になる可能性を含んでいることは忘れないでほしいと思います。

子犬の噛み癖がひどいのは何故?ひどくなる理由

最初にお話しさせていただいたように、犬は噛む動物です。

しかし、多くの犬は飼い主さんが困るほど、必要以上に噛みがひどくなることはありません。

子犬も同じで、子犬も噛みますが噛み癖がひどいと思うほど、執拗に噛むようになってしまったのには理由があります。

  • 性格を考えずにしつけをしている
  • 間違えたしつけをしている
  • 子犬の学習のしかたや子犬との遊び方を知らない
ほとんどの場合、子犬の噛み癖がひどくなってしまうのはこの3つの原因が考えられます。

噛み癖がひどいのは子犬が悪いんじゃないか?と思ってしまいがちですが、飼い主である私たちの方が知らずに子犬の噛み癖をひどくしてしまうようなことをやっていることが多いです。

ちょっと振り返ってみてみましょう。

性格を考えずにしつけをしている

子犬の頃には、持って生まれた性格というのが色濃く出ています。

臆病な子、穏やかな子、テンションの高い子、エネルギッシュな子、喧嘩っ早い子、甘えんぼうな子などなど。

成犬になってくると、子犬が元から持って生まれた性格にプラスされて、子犬の時期の育ち方によって性格が変わってきますが、まだ子犬のうちはあとからの環境は影響が少ないです。

例えば、臆病な性格の子犬に対して、怖い顔をして禁止用語を連発していたり、子犬になめられないようにと厳しく接していたり、いうことが聞けないからと叩く真似をしていたりしたらどうでしょう?

飼い主さんと一緒にいることが安心できるどころか恐怖を覚えていつも不安な状況の中で生活をしないといけなくなります。

また、ハイパーテンションの子犬に、ただただ褒めるしつけをしていたらどうなると思いますか?

ただでさえテンションが高いのに、飼い主さんが興奮させているようなものなので、飼い主さんの声が子犬に届かないばかりか、何を指示されているのかもわからなくなっています。

他には、自立心の強いリーダータイプの子に無理矢理しつけをしてしまうと・・・

飼い主さんに対して不信感を感じますし、反発する心を育んでしまって、こちらの教えたいことが素直に入っていけない状況を作り上げてしまいます。

トレーニングの方法は同じだとしても、子犬の性格によって表情や声かけのしかた、褒め方やトレーニング時間などは変えてあげる必要があります。

間違えたしつけをしている

本やネットに書かれているトレーニングを実践している方も多いでしょう。

多くの方が、本やネットにあるサイトを見て実践してみるけど、思うようにうまくできないとまた違う方法を調べてみます。そしてその方法を実践してみる…ということが多いのではないでしょうか。

トレーニングは一貫した考え方の元で行わないと、それぞれトレーナーさんが考えた方法ですのでトレーニングの相性がよくないこともあります。

とにかく褒めて褒めて教えるトレーニングを実践している中で、急に厳しくするトレーニングを入れると犬は混乱してしまいます。

せめて、本のやり方を身てトレーニングをするのなら1冊の本しか見ないでトレーニングをすることが望ましいですし、サイトであればもう他のサイトの方法はやらないくらいの気持ちで行う方が良いです。

ただ、子犬はこちらのやりたいようにやらせてもらえないことも多いですし、特に噛み癖のある犬は手を噛もうとしてくるのでイメージしたようにうまくできないことも多々あるところが難点でしょうか。

あと間違えたしつけと言うと、飼い主さんに熱が入り過ぎて長時間トレーニングをしてしまうこともあります。

子犬の集中力は短いですし、トレーニングは一度で覚えさせるものではありません。

無理矢理おやつを使って教えたとしても、それはおやつ欲しさにやっているだけなので「芸」を覚えさせたと同じことになってしまうので注意してください。

子犬の学習のしかたや子犬との遊び方を知らない

実家で犬を飼っていたとか、他にも犬を飼ったことがある方は犬のことを知っていると思われるかもしれません。

でも、自分が主になって犬を飼うのが初めてのかたはもちろん、前に飼っていた犬と新しく飼い始めた子犬は性格や習性などが違っています。

初めて子犬を飼い始めた方よりは経験がおありなので対処の仕方を多くご存知だと思いますが、やはり一度子犬の学習のしかたや正しい接し方、遊び方という「犬のことを知る」ということは必要だと思います。
※もちろん初めて子犬を飼う方は知らないことだらけなので犬を知ることは必要です。

例えば子犬と遊んでいるとき、あなたの手にじゃれつく子犬の姿がかわいいからと言って、ちょっと開いている時間でちょこちょこっと手をおもちゃにして遊んだことはありませんか?

これは子犬の噛み癖をひどくした原因の一つです。

子犬に、「この手はおもちゃとして遊んで良いものだよ」と教えてしまったので、子犬は手を見たらおもちゃを噛んでも良いのと同じで手を噛んでも良いと学習しています。

このように、子犬はどうやって学習をするのか?トレーニングをしているとき以外はどうやって子犬と接するのが正しいのか?子犬と遊ぶときはどうやって遊ぶのか?という知識を得ることはとても大切なことです。

先ほどご紹介したイヌバーシティには、正しいしつけの仕方が実践映像で見れますし、ポイントやコツなども実践中に解説をしてくれていますので、誰がやってもできるようになっています。

しかも、おとなしい犬ではなく噛みついてくる犬など、問題行動を起こしている犬で実践してくれているので、暴れたときの対処などもよく分かります。

さらに、トレーニングの実践動画だけじゃなくて、犬を深く知るための講義の動画もあるという充実ぶりです。

しほ先生は犬との遊びというのも大切だと考えられているので、「犬との遊び方」だけで1つのコンテンツがあるので、今さら聞きにくい部分かもしれない内容にも手を抜いていません。

飼い主さんが知らずにしてしまっていたことで子犬の噛み癖がひどくなってしまいますが、子犬を正しく理解することで知らずにしてしまうことを無くすことができます。

イヌバーシティはDVDなどではなく、スマホで視聴ができるので、移動中や家事中などのすきま時間に聞けるところも評判が高いです。

良かったら一度公式サイトだけでもご覧いただければと思います。

>>イヌバーシティの公式サイトを見てみる

子犬の噛み癖の種類は?

子犬の噛み癖には種類があって、子犬がどんな気持ちから噛んでいるかによって分けることができます。
今回は子犬の気持ちから種類分けをするので、歯牙脱換期は抜かします。

  • 愛情表現からくる噛み
  • 遊び関連による噛み
  • 恐怖からくる噛み
  • 興奮からくる噛み
  • 葛藤からくる噛み
  • 縄張り意識からくる噛み
  • 大切なものを守る噛み
  • 発情期による噛み
  • 病気やケガで痛みがある
子犬の噛みの種類で見るとこんなにたくさんの気持ちからくる理由があるんですね!

どんな特徴があるのかさらっとだけご紹介していきます。

愛情表現からくる噛み

子犬が母犬に甘えているときと同じ気持ちで取る行動に、おしゃぶり噛みというのがあります。

人の指や腕を抱え込むように寝転がって、舐めたり軽く噛んだりするんですが、この噛み方をしているときは「噛み」だからダメと思うのではなく子犬の甘える気持ちを受け入れる気持ちも持ってもらえるといいなと思います。

子犬だけではなく全年齢の犬が行う親愛の行動に、前歯だけを使って毛づくろいをしているかのように軽く噛む「毛づくろい噛み」というのもあります。

遊び関連による噛み 遊び関連性攻撃行動

活発な子犬や若い成犬によく見られるじゃれ噛みというのがあります。

プロレスごっこをしているつもりで、遊びながら噛んでしまうんですが、これも気を許した人にだけする行動だと言われていますので叱ることはできるだけ控えてほしいと思います。

ただ、遊びなので力の加減をしないで噛むこともあるのでケガには注意をしてください。

恐怖からくる噛み 恐怖性/防御性攻撃行動

怖いものが近づいてきたときなどに、恐怖の対象から身を守るために噛んでしまいます。

体罰をされたことがある子犬に多いですが、悪気はなかったんだけど足やしっぽを踏んでしまったことがある場合も、恐怖の対象になってしまう可能性があります。

興奮からくる噛み 興奮性攻撃行動

好きなことに集中しているときや好きなことに夢中になっているときに興奮して噛んでしまうことがあります。

びっくり噛みとかうっかり噛みと呼ばれていますが、もう一つ八つ当たり噛みというのがあり、攻撃したい対象物があるのにそれに手が届かないときに近くにいる飼い主さんを攻撃することがあります。

葛藤からくる噛み 葛藤性攻撃行動

子犬がしたいと思っていることがあるのにそれができない!という葛藤が強まると噛んでしまうというものです。

嫌いなお世話をされた不快噛みとか要求を通したくて攻撃する要求噛み、犬としての欲求を満たされないときにするストレス噛みなどがあります。

縄張り意識からくる噛み 縄張り性攻撃行動

未去勢のオスに多いですが、子犬が縄張りだと思っている空間に侵入されたときに攻撃して追い払おうとします。

子犬は早い子だと生後6ヵ月頃から縄張りの意識を持つそうなので、侵入者へは噛むこともいとわないという状態になることを覚えておいてください。

大切なものを守る噛み 所有性攻撃行動

おもちゃや飼い主さんの衣類など犬が自分の物だと思っているものが取られそうになったとき、攻撃してくることがあります。

食餌や、食器など食べ物に関して守ろうという意識が強くなる子犬は少なくありません。

発情期による噛み 発情性攻撃行動

これはしつけではコントロールできない噛みです。メスは生後6ヵ月頃に性成熟がありますので、発情することによるホルモンバランスの変化からイライラしたり、攻撃的になります。

オスもメスも発情による噛みを防ぐためには、去勢や避妊の手術が必要になります。

病気やケガで痛みがある 疼痛性攻撃行動

病気やケガなどで体に痛みがある場合、その痛い部分を触られたくないという気持ちから攻撃してくることがあります。

キンシップやお手入れをしているときに急に噛みついてきたリ、震えながらうずくまっているときに近寄ったら攻撃された場合は、痛みがある可能性を疑ってください。

子犬のひどい噛み癖を直すために日常の対策

子犬のひどい噛み癖を直すために日常的に主従関係を築く努力をする以外にも以下のような対策をとっておく必要があります。

  • 噛みたくなる環境を作らない
  • 睡眠不足にしない
  • 体罰をしない
  • 必要以上に興奮させない
  • 社会化に力を入れる

噛みたくなる環境を作らない

これは噛んでほしくないものや子犬が口にしたら危険なものを子犬のいる部屋に置かないと言った環境を整備することが一つ目。

あとは、子犬を手で遊ばないことや嫌がることを無理にしない、運動欲求や愛情欲求を満たすといったことです。

今までの生活の中で、子犬に噛まれていたシチュエーションを見直して、子犬がどんなことで噛みたくなるのかを理解してなるべくその原因を排除するようにします。

お手入れの時によく噛もうとするなら、お手入れの時間を短くすることや、触られて嫌なところにはまずは極力触らないようにお手入れをして、徐々に触られても嫌がらないように慣らしていきます。

また飼い主さんが主導でしっかりと遊ぶことや、楽しくお散歩をすることは、犬の愛情欲求も運動欲求の満たします。

このような、子犬が噛みたくなってしまう環境を、そもそも作らないように日ごろから気をつけていただけると良いです。

睡眠不足にしない

最近の子犬は睡眠不足の子が多いです。

子犬のうちは良質な睡眠が心にも体にも必要不可欠なんですが、この睡眠が慢性的に足りていないために、荒々しい態度になったり、イライラしやすかったり、粗暴な性格に育ててしまう環境にあります。

子犬が遊びたいだろうからとだらだら長く外に出して遊んでいると、子犬はできるだけ頑張って起きて遊ぼうとしますから、睡眠時間が足りなくなります。

イライラしやすかったり粗暴になると、何か気にいらないとすぐに攻撃しようとしたり、噛むことで要求を通そうとしやすいので子犬の噛み癖がひどいと思ったら、睡眠時間が短くなっていないか確認をしてみてください。

イヌバーシティでも子犬の睡眠時間についてはよくお話をされていて、睡眠時間の確保の仕方なども解説されています。

体罰をしない

体罰をすることで、子犬は飼い主さんの手や飼い主さん自身に恐怖を感じてしまいます。

恐怖を感じてしまうと先ほどもお話ししましたが、身を守るために攻撃をするようになります。

ただ、怖い気持ちが先にあるので、

  • 体をかがめる
  • 尾を後ろ足の間に巻き込むくらい下げる
  • 耳が後ろに倒れて逃げ腰になる
  • 物陰に隠れようとする

このような行動が見られます。

体罰をすると一気に築けていた信頼関係が壊れてしまい、また構築するには時間がかかるものなので、カッとなったときでも体罰はしないようにしていただけたらと思います。

必要以上に興奮させない

子犬は必要以上に興奮すると、先ほどご紹介したびっくり噛みやうっかり噛みも増えますし、勢い余って噛んでしまったり、興奮が抑えられなくて噛んでしまうということが起こります。

また興奮した子犬は力の加減ができにくいので、噛みがケガになるような強さで噛んでしまうこともあります。

興奮して飛び跳ねている子犬の姿は確かにかわいいので、悪ふざけでわざと子犬を興奮させて面白がっていることがありますがこれはよろしくありません。

子犬のうちに興奮しやすくしていると、子犬の時の環境で後の犬の性格が変わるので、成犬になっても興奮しやすい性格にしてしまいやすいです。

できるだけゆったりとした動作と、ゆっくり語り掛けるようにして、子犬を必要以上に刺激をして興奮させないように気をつけてください。

社会化に力を入れる

子犬のうちはやはり子犬同士で遊ばせてあげられる環境を探してみてください。

子犬と遊ぶことに慣れている成犬なら、お願いしてでも一緒に遊ばせてもらってください。

犬同士で遊ぶことはとても大切で、遊びを通じて噛む時の力加減や噛まれた痛さなどを知っていきます。

手が付けられないような噛み癖のあった子犬でも、子犬同士でたっぷりと遊ばせてあげるようにしたら、トレーニングも入りやすくなり、あっという間に噛み癖がウソのようになくなったというお話も聞いています。

ただ、すでに噛み癖がついてしまっている場合は一般的な子犬の幼稚園ではお断りされてしまう可能性もあるので、信頼できる訓練士がついて見ていてくれるパピークラスや動物病院で開催しているパピー教室などに参加すると良いでしょう。

子犬の噛み癖を直す時にしてはいけないこと

子犬の噛み癖を直しているときに絶対にしないでほしいことは、ケージやハウスを罰として使うことです。

噛んだからもうハウスに入っていなさい!というように使わないでほしいんですね。

ハウスを罰として使ってしまうと、ハウスに対してとても悪いイメージがついてしまうので、ハウスにいる時に落ちつけなくなり入ること自体を嫌がるようにしてしまいます。

ハウスが落ち着ける場所じゃなくなると、子犬はゆっくり落ち着いていられる場所がなくなってしまうので、落ち着いた性格を育むことも難しくなります。

噛んだからといってハウスを罰に使うのは避けましょう。

あと、家族がそれぞれの方法で対処することも避けてほしいことです。

禁止用語もそうですが、家族によって違う対処法をとられてしまうと子犬はどうしたらよいのかわからなくなって、飼い主さんも含め家族のことを信頼できなくなります。

だから、家族全員がしつけに対する認識を同じにして、しつけの方法も統一することが非常に重要なことになります。

その点、イヌバーシティなら一つあれば家族全員がそれぞれの時間で視聴することができるので、家族の認識を統一しやすくなりますし、家族全員が正しくしつけをすることができます。

家族で子犬を育てているのなら、イヌバーシティは必須と言えるかもしれません。

>> イヌバーシティの公式サイトを見てみる

子犬の噛み癖がひどい~最後に

最後までお読みいただいて本当にありがとうございございました。

子犬の噛み癖を直すための方法を見てきましたが、もともと噛む動物である犬に対して噛んでも良いものといけないものを教えるというのは難しいことです。

噛んでしまうのは子犬が悪いわけではありません。

ある調査では、日本の飼主さんの4人に1人が愛犬の噛みの問題で困っていると言います。結構多い数の飼い主さんですよね。

物を破壊してしまう噛み癖にも大いに困りますが、人に対する噛み癖がひどくなってしまうとそれはもっと深刻な問題になります。

成犬になってからもしつけ直しはできますが、子犬のうちのしつけに比べるとはるかに時間も根気も必要になります。

これを読んでいただいている熱心なあなたなら大丈夫であることは存じていますが、噛み癖のついてしまった成犬に愛情が持てなくなる飼い主さんは非常に多いです。。。

ですからそうなる前に、頑張って環境を整え、日ごろから注意することを胸に止めておいてもらって、主従関係を築きながら子犬の噛み癖を直していきましょう!

一日も早く、あなたのかわいい子犬の噛み癖がきれいさっぱり直ることを願っています。

当サイト限定特典をプレゼント!

犬を飼い始めてストレス
しほ先生との音声対談の限定特典をプレゼントします!教材には書かれていない効率よく訓練するために気を配ると良いことやしつけでうまくいかないときにすると良いことなどなど愛犬家のみなさまにとって、効率的にしつけができるようになる「虎の巻」といった内容です!

公式サイトを見る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です